着物買取

着物平均価格はジャンルで覚える!着物買取で高額になりやすいものは何?

着物買取⑥

着物買取の平均価格といってもバラツキがありますが、実はある程度分類することも可能になっています。
これは着物の種類で人気が大きく変わってしまうからです。
フォーマルな場でも好まれやすい着物と使われにくい着物があるなど、差がでるのもポイントです。
高額買取が期待できる着物は限られることもポイントになってきます。

訪問着や振袖は高価買取になりやすいのがポイント

着物買取の平均価格を調べていくと、訪問着、留袖、小紋など、着物の分類によって平均買取額が大きく変わることに気づきます。
これは使えるシーンや年齢、既婚か未婚かで着用できる着物が変わってくるからです。
人気が高く、価格も高額になる傾向があるのが訪問着と振袖です。
振袖は未婚の女性であれば結婚式などにも着ていける格の高い着物です。
卒業式などに着る人も多く、高額で買取される傾向があります。
既婚者用の礼装になる留袖は晴れの舞台などにきていく機会が少ないことから買取価格も低めに見積もられてしまうのです。
訪問着は格式が高く、外出用のしゃれ着としても使えることが人気のポイントになっています。

多くの着物は買取価格が1万円を超えない?

訪問着や振袖といった着物は買取価格が1万円を超えることが珍しくなく、状態が良ければ高額買取を期待できます。
訪問着は1万円程度から、振袖は1万円よりも少し高めの金額が相場になっています。
しかし、色無地の着物や小紋の着物などは買い取り相場が低く、高くて数千円ということが珍しくなくなります。
作家者などの付加価値がなければそれほど価格は上がらないのです。
買取する業者による違いもあるものの、高額買取を狙いたい場合は注意が必要です。

作家物や伝統工芸品は高額買取の対象になる

大阪 着物買取 評判から全く違う相場を作っているのが作家物と伝統工芸で作られた着物です。
作家物は作家による人気によって平均価格がかわるほか、時代による評価の見直しなどで価格が上下することがあります。
専門店に持ち込んで査定をしてもらわないと価格が安定しないことが多く、リサイクルショップなどへの持ち込みは避けるのがおすすめです。
伝統工芸で作られた着物も同様で、産地やブランド性によって価格が大きく変わるのです。

購入店などのブランドも平均価格に影響する

着物買取を利用する場合は購入店の情報が重要になる場合があります。
高級着物を扱う専門店の着物や、デパートのブランド着物はそれだけで価値があり、プラスの査定に結びつくことがあるからです。
これは「手縫いなどの加工法」「生地の選び方」など、独自の基準を守った着物しか扱わず、ブランドとしての品質確保が見込めるからです。
高級着物であればどこで購入したかを証明できれば査定額がUPすることがあります。

シミなどがあれば平均価格より大幅にマイナスになる

着物の平均買取価格はシミなどがないことが前提です。
シミなどがあれば大幅にマイナスがついてしまい、状態が悪ければ買取自体を拒否されることもあります。
高級な着物であれば日ごろから手入れをするのが基本で、買取を依頼する前にクリーニングに依頼した方が査定額がプラスになることもあります。
買取に出す前のチェックも必要です。

素材によって差があることもポイントになる

着物の平均買取価格は絹などの高級素材を中心にしています。
下記の素材の場合は買取金額が安くなる傾向があるため注意が必要です。

・綿
・ウール
・化学繊維

伝統工芸品やお葬式用の黒留袖など実用性があるものは別として、買取価格が低くなるものも多いのです。
買取を依頼する店による差もあるため、余りやすいと思った場合は注意が必要です。
高級着物専門店よりも日常の着物も取り扱う着物買取の業者を当たった方が評価が高くなる場合もあります。
業者によって得意分野がかわるため、業者に合わせて依頼することも大切なのです。